大手日系電子メーカーインドネシア法人勤務
海外旅行の準備で見落としがちな物はコンセントの変換プラグ。スマホやパソコンを使おうと思ったときに気付くなんて経験をした方も多いのではないでしょうか。
ここでは、バリ島やジャカルタなどのインドネシアに訪れる方に向けて、インドネシアのコンセント事情を説明しています。また、電圧の違いについても触れています。
- インドネシアのコンセントプラグの形状について知りたい
- インドネシアの電圧事情について知りたい
といった方は、是非渡航前の参考にしてみてはいかがでしょうか。
記事の目次
インドネシアのコンセントプラグはCタイプ!
世界中には色々な形のコンセントプラグの形状があります。インドネシアはヨーロッパの国々で多く使われているCタイプのコンセントです。
CタイプのコンセントはBやSEタイプと似ているので、要注意です。CタイプとB、SEタイプとの違いはプラグ形状(ピンの口径の太さ)です。
Cタイプ:4mm
Bタイプ:5mm
SEタイプ:4.8mm
インドネシアに渡航する際は、Cタイプのコンセント変換プラグを持っていれば特に問題はありません。
旅行や出張でインドネシアに訪れる際は、予め準備しましょう。
電圧は220Vなので要注意!
インドネシアの電圧は日本の110Vよりも高い220V。直接電化製品をコンセントにつなぐと、電圧の違いのせいで故障してしまう恐れがあります。しかし、iPhoneや一般的なノートパソコンは220Vの電圧にも対応しているので、直接充電が可能。
短期の旅行や出張では、変圧器を持ち運ぶ必要はないと思われますが、デジカメなどのバッテリーを充電する際は電圧の違いに要注意です。最悪の場合、故障してしまうので携帯やパソコン以外はむやみに充電しない方が良いでしょう。
日本が特殊!?世界のコンセントや電圧事情!
外国に行くと、日本のコンセントプラグが稀であると実感する機会が多くあります。そもそも、日本のコンセントプラグと同じ形状のコンセントを使用している国はアメリカの影響力を受けやすい北中米の国々、その他は台湾やタイなどぐらいです。
ヨーロッパやアジア、アフリカの多くの国々では、日本とは異なるBやCタイプのコンセントプラグが一般的ですので、基本的に外国は異なるコンセントプラグの形状をしていると考えた方が良いでしょう。
それぞれのコンセントプラグは各国や地域の規格に基づいています。
A:NEMA(米国)&JIS(日本)
B:BSI(英国)
C:CE(欧州)
コンセントプラグに関しても「日本のJIS(規格)のような工業標準が各地域にある」と覚えておいて損はないでしょう。
1つで安心!おすすめ変換プラグ!
スーツケースやキャリーバッグの中にコンセント変換プラグを常備しておけば、渡航先で充電切れなどの絶望を味わう心配はありません。
上記写真のような1つの変換プラグで複数の形状に対応したものがあるので、1個あれば世界中で困ることはなくなるでしょう。日本ではコンセントの変換プラグは一切使わないので、スーツケースやキャリーバックに入れっ放しでOK。
電圧には要注意!
iPhoneなどの携帯やノートパソコンは220Vの電圧にも対応していることが多いため、電圧を意識する機会も少なくなっている現代。海外で直接使用して失敗しがちな電化製品の代表はテレビゲーム。
日本から持って行くゲーム機は電圧が同じ国でないと使えません。コンセントの形状が同じだからといって電圧まで一緒とは限らないので、その国の電圧は事前にチェックすることを心掛けましょう。
変換プラグと電圧についてまとめ
初めて外国に渡航する際、あまり意識することがないのがコンセントプラグや電圧についてのあれこれ。海外に慣れていても、うっかりコンセント変換プラグや電圧の違いを忘れてしまうこともあるでしょう。
携帯電話やノートパソコン以外の電化製品を使用しない場合は電圧の違いは特に問題ありませんが、ドライヤーなど、それ以外の電化製品を海外に持っていく場合は電圧の違いにも注意してください。