ジャカルタには新しいアパートから古いアパートまで、いくつものアパートがあります。大小、高級なものからリーズナブルなアパートまで、日本人の居住に適しているアパートの数は100以上。
日本人が8割以上のアパートや、数人しか住んでいないような知られざるアパートまで様々です。
筆者が実際にアパートを見学して特に気に入った物件を紹介します。ジャカルタでアパートを探していて、こんなことを思っている方。
- 数あるアパートの中で特におすすめのアパートを知りたい!
- 一番コスパが良いアパートってどれ?
- トラブルが少ないアパートはどのアパート?
と、ジャカルタで新たにアパートを探している方も引っ越しを検討されている方も是非参考にしてください。ここで紹介するアパートはあくまでも筆者の個人的意見なので、予めご了承ください。
記事の目次
City Walkも徒歩圏内!スディルマンにあるAnandamaya Residences
数多くの日系企業が事務所を構えるスディルマン通りからも入れるAnandamaya Residence。スディルマン通りとJl. K.H. Mas Mansyurを結ぶJl. Karet Pasar Baru Timur 5から、入ることができます。
日本人にとって嬉しいCity Walkにも徒歩圏内、スディルマン通りにも直結、MRTのSetiabudi Astra駅も徒歩圏内と、まさに日本人のビジネスマンにとって最高の立地のアパートです。
このアパートをおすすめする理由は立地だけでなく、その重厚感。玄関のドアの扉は重く、閉まると外の声は全く聞こえません。
アパートの床の大理石に凹凸があったり、壁紙が剥がれていたり等といった心配は一切なし。とても綺麗なアパートで、ラグジュアリーな雰囲気が漂うこのアパートは、敷地から外に出るのがもったいないと感じてしまうほど。
都心部のアパートながらファシリティも充実しており、非の打ち所がないアパートです。
2019年7月時点ではまだ新築で、ほぼ全てのユニットが1人目の入居。強いて問題点を挙げるなら、高層階の電波の悪さ。
アパートの低層階だと周囲の高層ビルに景観を奪われますが、高すぎるのも玉に瑕です。
プールからの夜景はジャカルタNo.1!District 8
District8のアパートのハイライトはスディルマンの高層ビル群を一望できる屋外プール。インフィニティプールからの夜景は、ここでしか見られない景色です。
アパートの部屋は2 Bedrooms+以上がおすすめ。2 Bedrooms以下の場合、ベッドルームが広い分、リビングダイニングのスペースが狭く感じてしまうでしょう。
単身なら1Bedroomでも良いですが、収納スペースは限られてしまいます。2Bedroom+で、豪華なファシリティを有効活用するのもおすすめ。
なお、District8はオフィス、アパート、ホテルなどが立ち並ぶSCBDの一区分。正式なアパート名は「District8 Eternity(infinity)Tower」です。District8のアパートからは、SCBD内のレストランやスーパーが徒歩圏内。
アパート自体はセノパティ通りに面しており、お洒落なカフェやレストランにも気軽に行くことができます。
アパートから車で数分走ればSenayan Cityモールにも行け、スディルマン通りを北上することも可能。District8のアパートはBlok MとSemanggiの交差点の中間に位置しており、立地も問題無し。
老舗の安心感。Pondok Indah Golf Apartment
ポンドックインダゴルフアパートメントは敷地内にいくつかタワーがあり、一番古いタワーで1995年に完成しました。(古いタワーはレのベーション済み。最新のタワーは2010年。)パクボノエリアが完成する前、かなりの数の日本人がこのアパートに住んでいました。
一昔前は隣のゴルフヒルと合わせてJJSの大型の通学バスが10台以上あり、まさに日本人村でした。
通学バスそれに加えて自家用車もいたので、ゴルフポンドックインダのアパートにどれほど日本人が多くいたか想像できるでしょう。
古いタワーの一部で建付けの悪くなっている部屋もありますが、それでもこのアパートには余りある魅力があります。
まず、都会の喧騒から離れている点。元々ポンドックが都心部から距離があるため、昔から高級住宅地として有名なエリア。更に隣接するゴルフ場や敷地内のグラウンドの存在がゆったりとした印象を与えてくれます。
カフェ、テニスコートやプールなどの一般的なファシリティに加え、バドミントンやバスケットができる体育館、フットサルができそうなグラウンド、日本人の塾、ヘアサロンなどの設備も。
ポンドックインダゴルフアパートの特筆すべき点は、マネージメント力。そもそもトラブルが少ない上、過去に日本人が多く住んでいたこともあり、トラブルがあった際の対応が比較的優れています。
家族がいる駐在員にとって、このアパートは子どもにとってとても良い環境ではないでしょうか。
意外なランクイン?Apartemen Casablanca
築年数が経っており、決して新しくて豪華な設備が揃っているとは言えないアパート、Apartemen Casablanca。
しかし、2,500ドルの予算があってトラブルが頻発し、その対応が悪いアパートよりも1,500ドルでこの物件に住んだ方が断然ストレス無く生活できるでしょう。
このアパートに住んでいる人は、テクニシのトラブルが無くてさぞ快適な暮らしを送っていることでしょう。
なお、近隣アパートのCasa Grande Residenceはモール直結で生活には困りません。更に新棟なら比較的良いですが、そうでない場合はエアコン等のトラブルが起きてしまったら解決が長期化してしまう恐れがあるでしょう。
ショッピングモールやスーパーまでさほど遠くもないので、クニンガンエリアご希望の方は是非一度内覧をおすすめします。
今後人気が高まること間違いなし!?Branz Simatupang
オール日系で完成したBranz Simatupang。ポンドック インダより更に南にあり、都心部に通う方は遠さを感じることでしょう。
価格も決して安くはなく、モールが直結している訳ではないため、「Branzに住むなら別のところ」と不思議と入居が進まない状況にありました。
最近ではイベントを催したりすることで内覧者が増え、Branzの良さが認知され始めました。平米当たりの単価は高いですが、マネージメント料が高めに設定されているため、老朽スピードも緩いのではと期待されています。
このアパートにはド派手なファシリティこそ無いですが、清潔感のある綺麗な設備が備わっています。スディルマンに通う駐在員がMRTさえ使えば、通勤時間の節約にもなり、アパートのトラブルで感じるストレスも無くなるのではないでしょうか。LOFTやBlokMへのアクセスも悪くないのが◎
ジャカルタのおすすめアパートまとめ
ジャカルタのアパートといえど、勤務地や家族の有無によって選択肢は限られます。アパートのファシリティに惹かれても忙しくて中々使えないこともあるでしょう。
今回紹介したアパートはApartmen Casablancaを除き、賃料が高め。2Bedroomで3,000ドル前後のアパートなので、どうしても会社によっては住居手当の制限に引っかかってしまうことも。
アパートの数が多く、更に同じアパートでもユニットによって全然印象が違ってくるでしょう。ジャカルタでのアパート選びは楽しみながら行ってみてはいかがでしょうか?
日本人も住んでいるため、公開しませんが、あまりおすすめしないアパートに関しての質問も受け付けております。