島国のインドネシア。周りを海に囲まれているため、インドネシアの近海にも豊富に魚がいます。また、南国ということでバリに行けば熱帯魚、マンタ、ウミガメなど、魅力的な魚は数知れず。
そんなインドネシアはジャカルタで楽しめる水族館。ジャカルタにはJakarta Aquariumとジャカルタ北部のアンチョールにあるSea Worldという水族館があり、国内外の観光客に人気があります。日本とは一味違うジャカルタの水族館。
- ジャカルタの水族館Sea Worldってどんなところ?
- ジャカルタの休日に遊びに行くところを知りたい!
- アンチョールの水族館のイチオシは?
遊ぶところが少ないといわれるジャカルタ。今回はSea World水族館を紹介します。ジャカルタの水族館で是非休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?
記事の目次
水族館の入場料!ちょっと高めなRp.185,000
ジャカルタの水族館Sea World。隣にはOcean Dream SAMUDRAという遊園地があり、1日券はRp.185,000(約1,300円)で販売されています。Sea World水族館は魚が展示してある水族館で、SAMUDRA(下段詳細有り)は遊具などがある小さい遊園地。
1日券を買えば、Sea World水族館とSAMUDRA遊園地で丸々午後を過ごすことができるでしょう。
水族館と遊園地の年間パスはRp.225,000なのですが、水族館Sea Worldは1度で満足できるので、買うなら遊園地SAMUDRAの年間パスがおすすめ。
小さいお子さんがいらっしゃるご家族は年に3度訪れたら十分元が取れる金額設定です。それでは早速水族館と遊園地の紹介をしていきます!
まずは券売コーナーでチケット購入!
水族館に入ったら、すぐ左手に券売コーナーがあります。土日に行っても窓口にいるスタッフは半分ほど。当たり前のように列を成していますが、5分ほどで購入可能です。水族館には滅多にいませんが、念のため割り込みには注意して並びましょう。
券売カウンターでお金を払ったら、チケットが貰えます。これを入館ゲートで渡して入場することになります。
魚の数々!珍しいお魚は…?
日本の水族館は『天空ペンギン』で知られるサンシャイン水族館や、くらげの展示で有名なしながわ水族館があります。ジャカルタの水族館のハイライトは古代魚『シーラカンス』でしょうか。生きた化石といわれるシーラカンスは3億5000万年前と変わらぬ姿で深海を漂っています。
シーラカンスは既に絶滅されたと考えられていたため、生物学者たちの間では20世紀最大の発見と言われています。現在ではアフリカとインドネシアで見つかっており、幻の化石魚は一見の価値ありです。是非ヒレの数に注目して観察してみてはいかがでしょうか。
数多くの展示物!
水族館にはシーラカンス以外にも多くの魚が展示されています。少し観察し辛いですが、ウツボや一般的なタコなどは蛸壺を活用して興味深く観賞できます。
特にウツボはくねくねしている姿が印象的で、気持ち悪さを感じる方もいるかも知れませんが、海洋生物を楽しむ水族館の醍醐味を味わえるでしょう。
その他にも多くの水族館で見られるヒトデやカメは触って楽しめます。お子さんを連れて行ったらヒトデにも触りたくなるかも知れないので、タオルやハンカチを持って行った方が良いでしょう。
休日にはヒトデを触ろうと、ヒトデコーナーの周りには多くの人の姿があります。
ライトアップして綺麗に展示しているこの魚はピラニア。じっくり観察していると、鋭い歯が印象的です。綺麗にライトアップされていてもピラニアかと思うと少々不気味。
水槽の中で共喰いは発生しないのか、疑問を抱いてしまいます。日本では外来種として嫌悪されていますが、インドネシアでは綺麗な魚と認識されているのでしょうか…。
こちらは電話ボックスの中で泳ぐ金魚。日本人は夏祭りなどで金魚は見慣れているので、水族館にあってもあまり興味は引きません。
上の方に多く泳いでいるのは水圧か、エサの量か、ライトの影響なのか、はたまた偶然なのか…。インドネシアの人もあまり興味深く観察する人はいませんでした。
その他にも水槽トンネルや変な顔をしたエイなどの展示もあります。まじまじと観察しなければ30分ほどで回り切れてしまう水族館なので、時間を潰すつもりで観賞するのをおすすめします。
お土産コーナーで世界に1つだけ?の品を!
水族館の出口のゲートを通るとお土産コーナーがあります。ぬいぐるみや小物などが売っており、買う人もちらほら見かけます。ファインディング・ニモでお馴染みのクマノミのぬいぐるみは、綿の量からかそれぞれの目の位置が異なります。世界に1つだけのぬいぐるみを手に入れるチャンス!
合わせて楽しみたいSAMUDRA!
ジャカルタの水族館Sea Worldは館内でイルカショーなどは行っておりません。向かいのSAMUDRAでイルカショーやイルカとの触れ合いコーナーがあり、より長い時間を過ごすならSAMUDRAがおすすめ。
休日ともなるとイルカショーは大盛況。座るスペースが無く、立ち見の見物客が出るのは当たり前。イルカが観客にキスをするなどの絡みもあり、大いに盛り上がりを見せます。
イルカショーの他にはアシカショーやスタントマンショーなどもあり、お昼から行けば夕方まで楽しめること間違いなし。
ショーとショーの空き時間には子どもが遊べるジャングルジムも。お友達と行けばたくさん遊べるのではないでしょうか。外で思い切り遊べない環境のジャカルタ。
こういったところでたまには思い切り汗を流して遊んで欲しいものです。
男の子なら間違いなく乗りたくなるゴーカートも。ゴーカート以外にもメリーゴーランドなどの乗り物もあり、ミニ遊園地として楽しめること間違いなし。日本の遊園地と比べると若干チープな感じもしますが、これもまた一興。
イルカショーなどのイベント以外は休日でも園内は人もまばらで行列とは無縁です。何時間も待つ長蛇の列が無いのも嬉しいポイント。実際に過ごす時間は水族館より遊園地の方が長いことでしょう。
なお、遊園地には飲食スペースがあり、売店などもあります。あまり美味しそうなものはなかったので、お弁当を作って出掛けるのもアリではないでしょうか。
ジャカルタの水族館はSea World!
娯楽が少ないといわれるジャカルタ。水族館に一度は行ってみてはいかがでしょうか?せっかくアンチョールにまで足を伸ばしたのに、水族館だけでは物足りなさを感じてしまうでしょう。アンチョールには美味しい海鮮料理もあり、合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。
遊園地SAMUDRAも合わせて訪れたいスポット。ジャカルタにお越しの際は是非アンチョールの水族館に訪れてみてはいかがでしょうか。