ジャカルタ日本人学校で開催されるイベント。それが父兄でも意外に楽しめる催し物だったりします。単なる日本人学校ではないと言える所以は、こういったところにあると考えています。
このJJSで行われるイベントは日本でも経験することのないスケールの大きさで、子供のみならず、父兄も熱くなれるものばかりです。
日々あなたの子供が勉強や、友達と過ごしている日々、何かを達成しようと踠いている様子、普段見れない様子を凝縮させ、その全てが垣間見れると言っても過言ではない、そんな1日になるのではないでしょうか?
ジャカルタ日本人学校のことがあまり詳しくないあなたにも、当校で開かれるJJSのイベントを通じてその魅力に迫っていきましょう!
記事の目次
人気No.1!ジャカルタ日本人学校全校生徒で熱くなる体育祭!
JJSの行事といったら体育祭です。赤道直下の地で行われる体育祭は、その空間にいる誰もが盛り上がるJJSの一大イベントです。体育祭では小1~中3までが5組に分かれて全校生徒で行います。
いうなれば、ジャカルタ日本人学校の全校生徒1,000人が弟妹&兄姉になるといってもいいでしょう。体育祭は準備期間から学校全体が体育祭一色となり、先生方はとても大変ですが、生徒たちは大好きなイベントです。中学生にもなると、終了後に涙を流す生徒もいるほど、とても盛り上がるイベントです。
盛り上がりポイント① 応援合戦(応援団員)
それぞれの組が色の特徴を生かした創作応援合戦を繰り広げ、最後に『応援大賞』が決まります。競技の得点で競う総合優勝と並び、子供たちは全力で応援大賞を目指します。
応援団員は、小5~中2の有志と中3全員がなります。応援団員の役目は、応援合戦の内容(振り付け)を考えたり、衣装のデザイン、看板を作成したりします。
そしてそれらを小1~中2の全組員に教える為、必然的に上級生が下級生の面倒を見るなど、お互いに協力が必要な場面が山ほどあります。
「〇〇君のお姉ちゃん遊んで!」「あいつの弟か!似てるな!」「先輩、〇〇教えてください」といった声が飛び、体育祭が終わる頃には学年を超えて皆仲良くなることでしょう。
盛り上がりポイント② 組体操&創作ダンス
中学部では3学年合同で組体操やダンスを行います。体育祭までに1ヵ月ほどの準備期間を設け、授業時間も3学年の体育の時間を合わせるなど、子供たちの練習の成果がいかんなく発揮されるシーンです。
盛り上がりポイント③ 組対抗選抜リレー
それぞれの組の小1~6、中1~3の選抜でリレーを行います。体育祭の最後を締めくくるリレーは、選手も、応援する子供も皆全力で行います。
順位が逆転する瞬間は「行け!頑張れ!」といった声が会場中から沸き上がり、とてつもない盛り上がりを見せます。一番声を張り上げているのはニョニャ達(奥様方)の気もしますが、その盛り上がりも納得のジャカルタ日本人学校のイベントです。
これぞジャカルタ日本人学校!みんな大好きJJSフェスティバル
JJSフェスティバルとは、いわゆる学園祭です。各クラスが出し物を準備し、全校生徒でお祭りを行います。御神輿を担いだり、授業で勉強したインドネシアに関する発表会を行ったりと、まさに“ジャカルタ日本人学校”を感じるイベントです。
小学部の生徒の学年の発表会は、日頃の学習の成果を発表する場だけでなく、子供たちの成長も感じられることでしょう。発表内容も日本では考えられない内容となっているので、子供をJJSに通わせて良かったと思える1日になること間違いありません。
生徒たちの一番の思い出!修学旅行
修学旅行や宿泊学習は日本の学校にもありますが、ジャカルタ日本人学校の修学旅行の行き先はもちろんインドネシア国内です。バンドン、アニエールやバリ島など、その土地の文化を体験し、友達との貴重な思い出作りができることでしょう。
こちらも日本では絶対にできない体験をすることができる、子供たちにとっては唯一無二のイベントです。
中学部では受験による一時帰国の都合などがあり、中3に修学旅行は無く、中2のバリ島の修学旅行が最後となります。
バリの文化を体験したり、ジンバランの夕日を見ながら夕食を食べたりと、インドネシアで出会った友人との最高の思い出作りの場として、生徒たちには大人気の修学旅行です。
現地の学校との交流!日イキャンプ
現地の子供たちとの交流は子供たちを一段と成長させる機会ではないでしょうか。一言に「異文化交流」というのは簡単ですが、日本では簡単にできることではありません。
言葉が満足にできない中、頑張ってコミュニケーションを取り、いろいろなレクリエーションを楽しむ貴重な機会となります。日イキャンプのイベントで保護者は特にすることもなく、教職員の方々が責任をもって対応してくれます。
まとめ
JJSは「インドネシアの中の日本」である為、中から外を見れば周りはインドネシアです。生徒たちは自分たちがインドネシアにいることを強く感じ、同時に自分が日本人であることを感じることでしょう。
さまざまな体験を通して、子供たちは無意識に自分たちの言葉や文化などが外とは「違う」ということを感じるようになると思います。
JJSの教育理念である『心豊かでたくましく 主体的に生きる子の育成を図る~ジャカルタで学ぶことの素晴らしさを実感する教育(ジャカルタが好き)~』を体験することができる生徒は世界中にいる6歳~15歳の1,000人しかいません。
ジャカルタ日本人学校在学中はこんな貴重な体験をしているという実感は湧きませんし、理解もしていません。しかし、JJSを離れ、大人になると当時の体験が貴重だったと感じるように。
自分の子供をJJSに通わせたいと思う卒業生も多くいます。会社の都合で単身赴任しかできない方も多いと思いますが、家族帯同が許されている方は、是非お子さんをJJSに通わせてみてはいかがでしょうか。