バリ島初心者の方へのおすすめ観光スポット8選!

現在世界で最も人気のある観光スポット、バリ島。古来より文化や人々が流通し、インドネシアの中でも多彩な側面を見せてくれる観光地です。バリにはビーチリゾート、マウンテンリゾート、伝統芸能、寺院、おしゃれなバーやレストランがあり、誰もが一度は行ってみたい観光地。日本からは直行便のフライトもあり、多くの日本人が訪れる有名な観光地です。

  • バリ島観光のおすすめスポットを知りたい!
  • バリのおすすめの飲食店はどこ?
  • バリで友人とわいわい楽しむおすすめアクティビティは?

とお悩みのあなた。この記事ではバリのおすすめエリアについて紹介しています。初めに、インドネシアにおけるバリ島の位置。ジャカルタのあるジャワ島のすぐ東に位置しています。

バリ島までのフライト


日本(成田空港)からバリ島(デンパサール空港)までは全日空、ガルーダインドネシア航空、エアアジアの直行便が出ています。エアアジアの便が最もリーズナブルで、時期にもよりますが約2か月前の予約で往復5万前後。全日空やガルーダ便も出ており、ちょっとした休みがあればバリまで行くことが可能です。

フライトは午前中に成田を出発する便がほとんどで、フライト時間はおよそ7時間半。
トランジットも検討している場合、マレーシアやタイ、フィリピン経由の便もあります。長期連休で他の東南アジアの国も見てみたい!という方にはトランジット時間を利用して空港の外に出てみるというのもおすすめ。

なお、時期にもよりますが、観光シーズンでなければジャカルタからバリまでのフライトは5,000円前後で行くことも可能。午前便も午後便もあるので、ジャカルタからはかなり行きやすい観光スポットです。

それでは早速今回は初めてバリに行かれるという方におすすめの観光スポットを紹介したいと思います。バリ観光でここは外せない!という場所を中心に見ていきましょう。

バリ島のグルメ

フライドダックとサンバルマタ!


バリ島南部ヌサドゥアというエリアにあるレストランBebek Bengil(ベベック ブンギル)。ベベックとはアヒルという意味で、インドネシアでは一般的に食べられている食材。このお店はウブドや、ジャカルタにも出店している有名店ですが、ヌサドゥア店を特におすすめする理由は雰囲気の良さ。

ビーチと直結しており、仕切りのないお店には爽やかな風が通り、とてものんびりしています。木漏れ日と鳥のさえずりが最高のスパイス。

おすすめのメニューは店の名の通りBebek Bengil(Rp.127,500)。フライドダックをご飯とバリ名物サンバルマタと食べます。(サンバルとはインドネシアの辛味調味料。ナシゴレンやミーゴレンを始め、どんな料理にも相性抜群。)普通のサンバルは油を使って調理された香辛料ですが、サンバルマタは火を使わずに作られたサンバル。マタとは「生の」という意味。料理の味を引き立たせる絶品調味料です。

ランチの後はフレッシュジュースでのんびり過ごし、これぞバリ! という雰囲気を感じることができるでしょう。

クタのポークリブの名店 Warung Chef Bagus


2つ目に紹介するのははクタのポークリブが有名なレストラン『Warung Chef Bagus』。このお店はTrip Adviser でクタのレストラン堂々No.1!バリに行った人は一度は訪れるべきスポット。店内の雰囲気をはるかに上回る味で、予想以上のクオリティーです。

イスラム教大国インドネシアでポークリブが食べれるの?と疑問に思った方。観光地バリはヒンドゥー教と仏教の割合が多く、豚も問題なく食べることができます。お店に着くなりポークリブ「Grilled Pork Rib」のセットを注文。ポークリブは肉も柔らかく、とても食べやすい。甘辛ソースによる味付けが絶品で、サイドディッシュとの相性も抜群。2人前で210,000Rpとリーズナブルなお値段も嬉しいポイントです。

ポークリブの他にはエビのサテー(串焼き)もおすすめ。エビは新鮮で身がぷりぷりでサンバルマタとの相性◎。エビはインドネシア語でUdang(ウダン)。ウダンサテーを片手に、昼からビール! 最高の時間です。

バリで人気No.1のオシャレビーチクラブ『OMNIA』&『Sake no hana』


次に紹介する観光スポットは、今バリで人気絶大のビーチクラブOMNIAとその2階にあるレストランのSake no hana。バリ島最南端にあり、OMINIAは何といってもお洒落なプールと突き出たバーカウンター。インスタ映え間違いなしのポイントです。OMNIAでは定期的にクラブイベントもやっています。

OMNIAは海に隣接しているインフィニティプールがあり、このプールは19時までの営業。プールの水面が海の水平線と並行になっており、とても幻想的。注意事項として、OMNIAもSake no hanaにはそれぞれミニマムペイメントがあり、私が入ったSake no hanaは1人500,000Rp。

プールに入らなければ、夜12時30分までプールサイドやバーエリアが利用可能。また、Sake no hanaの客でも、19時前まではプールに入ることができ、無料でタオルの貸し出しもあります。ただし、OMNIAのプールサイドのソファを使う際は別料金200,000Rpが必要なのでこれも要注意。

なお、このエリアにはブルーバードやGrab等のタクシーの乗り入れが出来ません。近くのタクシー乗り場までは徒歩20分以上かかるうえ、事前に車をチャーターしておくことがおすすめです。

また、観光シーズンは特にセキュリティチェックが厳しく、デジカメやGoProなどアクションカメラは持ち込めますが、大きめのカメラ(一眼レフなど)やドローン、そして自撮り棒も持ち込み禁止。入場口のセキュリティチェックで預かってもらうことになります。

バリ島のマリンアクティビティ

ダイビング


南の島・バリといえばマリンスポーツ!バリにもおすすめダイビングスポットがいくつもあります。島国インドネシアには大小10,000以上の島々が存在し、国内の至る所に多くのダイビングスポットがあり、多くの観光客を魅了しています。

バリのダイビングスポットは、市街地であるバリ南部からは少し遠いところにあります。主にムンジャンガン(北西部で市街地からはかなり遠い)、アメッド&トランバン(北東部)、パダンバイ(東部)、ヌサペニダ・レンボンガン島(南東部。スピードボートで移動)の4つのダイビングスポットがあります。

今回はバリ中心部のクタから車で2~3時間のところにあるバリ最東部のアメッド&トランバンエリアを紹介します。第二次世界大戦時に日本軍がアメリカの貨物船リバティー号を沈めた地点、沈船・リバティー・ポイントがあることでも有名な観光ダイビングスポット。そのほかにもテトラポットや郵便ポストなど様々なものが沈んでおり、周辺には多くの小魚が。初心者からベテランまで、幅広い層のダイバーに人気の観光スポットです。

アメッド・トランベンをおすすめする理由の1つはアグン山の景色。バリ島東部にある標高3,014mアグン山は、2018年7月にも噴火しました。火の神がいる聖なる山として崇拝の対象となっており、ダイビングの休憩中に遠くから眺めるだけでも満足できます。バリに観光で訪れる際は事前にアグン山の活動レベルをチェックする必要あり。

バナナボート、ジェットスキー、パラセイリング!


お子さんがいる家族にとって、観光で一番楽しめるのはバナナボートやジェットスキーなどのマリンアクティビティ。綺麗な海で楽しめるアクティビティはきっとお子さんにとってもいい思い出になるはず。

バリ島東南部のヌサドゥアという観光エリアはマリンアクティビティを提供してくれる場所が多くあるおすすめスポット。気を付けるべきポイントは、外国人だと料金を高めに設定してくる点。観光地ということもあり、アクティビティはそれなりの値段がするので、できる限り根切交渉をすることをおすすめします。「交渉するのが普通」という感覚で、交渉を楽しむのも観光の醍醐味の1つ。いくつかのアクティビティをまとめてパック料金にすると値引きしやすいです。

場所によりますが、バナナボート、ジェットスキー、パラセイリングなど多様なアクティビティがあり、3種類で1人当たりRp 600,000(約5,000円)まで値引き可能。きっと強者はもっと値切るのでしょうが、気持ちよく遊ぶためにはある程度の妥協も必要かもしれません。

その中でもパラセイリングはとてもおすすめ。南国の風が気持ちがよく、上空からの写真はインスタ映えすること間違いなし。バナナボートとジェットスキーもおすすめですが、人によっては時間が短かく物足りなさを感じることも。

クタビーチでサーフィン!1時間5万ルピアでボードレンタル


熱中する人が多いマリンアクティビティの1つがサーフィン。観光客も多くおり、初心者でも楽しめるスポットがクタビーチ。クタビーチにはサーフボードのレンタル屋が多く、Hard Rock CafeやBeach Walkモールがある辺りからビーチに入るとすぐ目に付きます。

値段はおよそ1時間Rp 50,000(1枚あたり)。1時間当たりRp 200,000を追加で払えば個人レッスンもやってくれ、初心者の方でもすぐに波に乗れるかもしれません。

波が高い日は初心者の方は難しい可能性もありますが、手軽にできるので、是非トライしてみてはいかがでしょうか。なお、ラッシュガードなしでボードに乗っていると体が擦れて痛いので、サーフィンをしようと思っている方はラッシュガードの装着をおすすめします。

バリ島の観光スポット

ウブドの『Monkey Forest』で猿と戯れる


バリ観光の魅力は海だけでなく、山も楽しめる点。内陸には棚田や緑を多く感じることのできるスポットがたくさん。棚田でも有名なウブドエリアにあるMonkey Forestもその1つ。散歩と猿を同時に楽しめるおすすめ観光スポットです。

大人1人Rp.50,000の入園料で、一般的に園内は1時間半程度で1周できます。木漏れ日や鳥のさえずりを感じながらの散歩は、マイナスイオンをたっぷり浴びることができる癒しの時間。巨大な神木や猿の石像などもあり、単に散歩するだけでも十分楽しめます。

日本では、檻に囲まれていない猿を間近で見る機会は滅多にありません。ここでは目と鼻の先に猿がおり、「人間のいるところに猿がいる」のではなく、「猿のいるところに人間が行く」感覚。原則触るのは禁止で、いたずらに尻尾を触ると猿がとびかかってくる恐れも。餌を持っている観光客が後ろから襲われたこともあるので、気を付けましょう。※現在、餌やりは禁止されています。

基本的に人慣れしているのでおとなしい猿がほとんどですが、メガネや帽子はとられないように注意が必要。人間みたいな仕草をする猿、仕草が誰かに似ている…と感じる猿、お風呂上がりのお父さんのような猿…。じっと観察するのも面白いかもしれません。

半袖で歩き回ることのできるとても心地の良いMonkey Forest。前日に飲み過ぎてしまった方も、ここで気分をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

ジンバランのウルワツ寺院とケチャ


最後はバリの伝統芸能ケチャダンス。ウルワツ寺院で行われるケチャダンスはバリに訪れたら絶対に外せない有名な観光スポットです。

ケチャダンスとは、一定のリズムを複数のパターンで唱歌することにより、メロディーを作りながら舞踊をする伝統芸能。数十人の男性が円陣を組み、円の中心部には次々に男が登場し、「ラーマーヤナ」という物語を題材にして踊ります。ケチャは夕方に開催されるので、背景の夕日が幻想的な雰囲気を醸しだし、バリに行った際は毎回見たくなるほどとても美しく、絶景の眺めと演舞を楽しめます。

現在は観光客向けに舞踏劇となったケチャダンスですが、以前は祖先の霊を招くための儀式でした。参加するとトランス状態に入るという説もあり、少し恐ろしくもとても興味深い舞踏劇です。

ウルワツ寺院のケチャは、毎日18時から19時に開催。予約は不要でフラッと行くことができます。しかし、時期によっては座るスペースが見当たらないほど観光客で混雑するので、夕日をバックにケチャを見るようなポジションは早めに取らないといけません。椅子に座らず、地べたでも構わないから目の前で観賞したい、といった方はあえて遅めに入るほうがいいかもしれません。(変な場所に誘導される可能性もあるのでご注意を。)

バリのおすすめスポットまとめ

観光地として有名なバリ。赤道直下の南の島はまさに楽園。友人と行っても、恋人と行っても、家族で行っても楽しめるバリ。ビーチを眺めながら楽しむスパ、伝統音楽のガムラン、トレッキング、ビーチ沿いで食べる海鮮料理など…。今回紹介しきれなかった観光スポットが盛り沢山。また、バリには知られざる伝統文化がたくさんあり、そこに住む人々のみならず、島外から訪れる人もバリの文化に魅了される人が多くいます。是非みなさんもバリに観光で訪れてみてはいかがでしょうか。

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