実は種類が豊富!インドネシアの人気ビールは!?

日本ではアサヒ、キリン、モルツといったビールが人気ですが、インドネシアでもビールが作られています。ジャカルタをはじめ、イスラム教徒が多く占めるインドネシアの街では、目にするビールの種類は限られていますが、イスラム教徒が少ないバリには50種類前後のビールを目にすることができます。

ジャカルタの街でもバーやレストランでは手軽にビールを楽しむことができる一方、インドネシア料理のレストランやコンビニではビールが売られていないこともあります。

  • インドネシアの美味しいビールは?
  • インドネシアで飲むビールはどれが良いの?
  • インドネシアのビールの値段が知りたい!

この記事では以上のような気になるポイントについて紹介しています。インドネシアに旅行や出張で訪れる方は是非参考にしてください。

インドネシアで最も有名なBintang(ビンタン)ビール! 


インドネシアのビールといったらやはりビンタン(Bintang)ビール。基本的にはインドネシアのどのレストランやバーでも提供しており、一番馴染みのあるビールです。オランダの植民地時代に作られたハイネケンの製造工場で生産されており、その味もハイネケンに似ています

後味がすっきりした辛口ビールで、人種問わず美味しく飲める味のインドネシアを代表するビールです。なお、ビンタンはインドネシア語で星という意味。ビンタンビールのラベルにはハイネケンと同様に星が付いています。

ビンタンビールは通常のビールの他、青い缶に入ったノンアルコールの『ビンタンゼロ』、そして『ビンタンビール ラドラー(Bintang Beer Radler)』という味付きのビールもあります。

中でも最も多く見かけるのはラドラーのレモン味。オレンジ味やグレープフルーツ味もありますが、レモン味と比べるとあまり街中では見かけません。ビンタンビールのアルコール度数が4.8%に対し、ラドラーは2%な上、ビールの苦さも抑えられているのでとても飲みやすい味。

ビールが苦手な方でもカクテル感覚で飲むことができるビールなので、インドネシアに来た際は是非お試しあれ。

バリで多く見かけるBali Hai


インドネシアでビンタンビールに次いで見かけるのがBali Hai。製造会社のPT. Bali Hai Brewery Indonesiaは1975年に創業され、Bali Haiブランドは1993年から展開している比較的新しいビールです。

ラガービールのBali Haiビールは小麦色で後味スッキリ。換言すれば、薄味です。好みが分かれるので、飲み比べをするならビンタンビールとBali Haiビールをおすすめします。

インドネシアの食べ物は濃い味が多いので、Bali Haiビールの方が料理に合うかも知れません。Bali Haiビールを片手にゴルフをラウンドしたりバリのビーチで過ごしたりする休日は至福のひと時です。

ビンタン、Bali Haiに次ぐビールはAnker Beer


ビンタンビール、Bali Haiビールに次いでよく見かけるのがアンカービール。1932年創業の製造販売会社のデルタジャカルタはジャカルタ州政府が20%以上の株式を保有しており、時折メディアを賑わせます。

アンカービールの味のイメージは濃いビンタンビール。後味がスッキリしていないと感じるか、コクが残ると感じるかはその人次第。友人、知人と飲んで感想を言い合うのも楽しみの一つ。

種類が豊富!値段は安い!?インドネシアのビール!


冒頭でも紹介した通り、イスラム教徒が9割を占めるインドネシア。しかし、観光地として有名なバリ島の人々のほとんどはヒンドゥー教徒。数多くのご当地ビールがあり、さらに1つのビールに色々なフレーバーがあるため、とても短期間の滞在では飲み切れません。例えばStarkというビールには通常のもの、黒ビール、マンゴー、ライチといった味があります。

種類が多いため、バリの新しい楽しみ方としてビールの飲み比べもおすすめです。

なお、ジャカルタのMentengにあるKaum JakartaではStarkを飲むことができます。ジャカルタでインドネシア料理を肴に、インドネシアのビールを楽しむには下記ボタンからチェックしてみてください。

また、インドネシアのビールの特徴はその値段。国内生産のビールは外国産ビールと比べて安価です。ジャカルタの居酒屋で国内ビールを注文するなら、500mlでRp.35,000~Rp.50,000(約270円~400円)。もちろん、レストランのランクによって値段は高くなりますが、それほど高い印象は抱きません

スーパーで買えばRp.20,000(約160円)以下で売っているものもあります。一方、外国産のビールは輸入時に関税が発生するせいもあり、330mlの瓶ビールがRp.50,000~Rp.80,000(約400円~640円)ほど。

インドネシアのビールまとめ


イスラム教徒が多いインドネシアでも、多くのレストランでビールを楽しむことが可能。バリはお酒が飲めるので全く問題はありませんが、ジャカルタはビールしかありません。

それを逆手にとって、インドネシアに来る際は是非ビールも楽しみの1つに加えてみてはいかがでしょうか

関連記事

  1. インドネシアに入国する前に知っておきたいビザのこと!

  2. インドネシアの物価は意外と高い!?在住者の財布事情を公開!

  3. ジャカルタ在住者が地図でジャカルタ市内をざっくり解説!

  4. 南国インドネシアならではの絶品フルーツ7選を紹介!!

  5. インドネシアの金利は日本の650倍!?

  6. jakartamrt

    インドネシアの首都ジャカルタを走る地下鉄の全貌!

  1. インドネシアで空気清浄機をお得にゲット!

    2020.03.15

  2. インドネシアの大気汚染は世界一?健康被害のリスクとは?

    2020.02.17

  3. ジャカルタ在住者が地図でジャカルタ市内をざっくり解説!

    2019.12.29

  4. ジャカルタのリピーター続出マッサージ店『RAKUDA』を紹介

    2019.11.01

  5. 焼肉マニアが厳選!ジャカルタのおすすめ焼肉3選+α!

    2019.10.22

  1. インドネシアの時差、日本から-2時間は嘘!?

    2019.02.21

  2. ジャカルタの隠れ家カフェ!Ecology Bistro and Lounge

    2019.02.15

  3. 日本とインドネシアの地図を比較してみた。インドネシアは意外と大…

    2018.10.21

  4. ジャカルタにおけるラーメンの先駆者『ラーメン38』

    2018.07.20

  5. ジャカルタのママさんの強い味方!小さいお子さんと行けるカフェmam…

    2019.09.08