インドネシアで市場を意味するpasar(パサール)。所狭しに店舗が軒を連ね、まさに東南アジアの市場。食品の買い物は日本食スーパーで購入する方が多い人も、ジャカルタに住んでいる間に一度はローカル市場に訪れてみてはいかがでしょうか。
- ローカルのモールってどういうところ?
- パサールサンタはどういう場所?
- 美味しいコーヒー豆が欲しい!
など、ローカルのモール、パサールサンタについて知りたい方は是非参考にしてください。思いがけない掘り出し物があるかもしれません。
パサールサンタってどんなところ?
パサールサンタと呼ばれる市場は、正しくはSanta Modern Market。モダンな雰囲気は感じませんが、日本人や外国人も御用達な市場です。
パサールサンタは洋服や野菜・お肉などの生鮮食材以外にも飲食店が軒を連ねるローカル市場。基本的にはローカル向けな洋服や食材が販売されています。
パサールサンタに行く目的はコーヒー豆!
パサールサンタに訪れる多くの方の目的はコーヒー豆。Toko dunia kopi dan plastikではインドネシア全土の約50種類のコーヒー豆が販売されています。好みに応じてブレンドすることもできるので、オリジナルのブレンドを含めればその種類は無限大。
パサールサンタに買い物に行く前に、インドネシアのコーヒーについて詳しく知りたい方はこちらをチェックしてみましょう。日本へのお土産としてコーヒーに関わるうんちくが話せるようになるかもしれません。
このお店にはインドネシア人や日本人のみならず、白人のお客さんも見かけます。お店で出会った貴婦人と話したら、「安くて美味しいコーヒーを求めるのに出身地なんて関係ないのよ」と一言。笑顔で大量のコーヒー豆を購入していました。
コーヒー豆は産地によって金額がさまざま。安いコーヒー豆はRp.10,000/100gから購入でき、格安です。帰国前にお土産用に大量購入してもお財布に優しく嬉しい限り。
購入したら、酸化を防ぐプラスチックの袋に入れてくれます。ジップロックが付いてるのは嬉しいポイント。
衛生面が気になる生鮮食材
パサールサンタにはコーヒー豆以外にも野菜やお肉、果物などの生鮮食材も売られています。お肉は冷蔵保存されずに店頭に丸出し。お肉に蝿がたかっていたり目の前でタバコを吸っている店員さんがいたりするため、購入はおすすめできません。
一部の野菜や果物は美味しそうなものもあったので、特に果物は挑戦してみる価値はあるでしょう。インドネシア料理に欠かせないニンニクや唐辛子が大量に販売されているのが印象的でした。
【お肉】
【野菜】
【たまご】
【唐辛子】
供給基地としてのパサールサンタ
パサールサンタの2階には、小さく仕切られたスペースがいくつもあります。9割以上のテナントはシャッターが閉じてありますが、カフェやお弁当を販売するお店が入っています。
端にあるお店はお客さんが飲食可能なお店がありますが、テナントの多くは小さなスペースでお客さんが入る余地がありません。そこのスペースは、イートインのお客さんを狙っているのではなく、Go-Foodのお客さんを狙ったもの。2坪ほどのスペースが年間Rp.6,000,000で賃貸可能。
Go-jekを使えば、テナント料を安く抑えて近隣地域の販売が可能。Promotionで配達料を負担してもテナント料でカバーできるのでしょうか。この日も数少ないテナントからGojekのドライバーがテイクアウトをしていました。
パサールサンタまとめ
日常の生活でローカルのパサールに行く方は少ないのではないでしょうか。何も買わなくても「こんな野菜があるんだ」など面白い発見もあるローカルのパサール。コーヒー豆目当てで訪れる外国人も少なくないため、日本人も問題なく行けるパサールサンタ。是非訪れてみてはいかがでしょうか。
店名 | Santa Modern Market |
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所在地 | Jalan Cisanggiri 2, Petogogan, Kebayoran Baru, RT.5/RW.4, Petogogan, Kby. Baru, Kota Jakarta Selatan |
電話 | 0857-1584-0685 |
営業時間 | 8:00-17:00 【土曜日は8:00-15:00,日曜日は定休日】 |